2012年09月03日

混同で頭の中が混同・・??(2)

この前の混同の続きです。


登場人物:A(債権者、抵当権者)、B(債務者)、C(物上保証人、Aの相続人)、D(2番抵当権者)


(事例)

AはBに金を貸し、C所有の土地に抵当権の設定をう受けた。C所有の土地には第2順位の抵当権者Dがいる。この場合にA死亡によりCの抵当権はどうなるか?


なかなか無理のある事例かもしれませんが、この場合Cの抵当権は混同により消滅しません。Cは抵当権者兼所有者となりますが、第2順位の抵当権者Dがいるため消さない実益があるからです。


では、


登場人物:A(債権者・抵当権者)、C(債務者・設定者・Aの相続人)、D(2番抵当権者)


(事例)

AはCに金を貸し、C所有の土地に抵当権の設定を受けた。C所有の土地には第2順位の抵当権じゃDがいる。この場合にA死亡によりCの抵当権はどうなるか?


似たような事例ですが、この場合はCの抵当権は消滅します。

理由はAの死亡によりCは債権者の地位を相続することとなります。そうなれば、Cは債権者兼債務者となり債権自体が混同により消滅することとなるからです。

債権が消滅すれば抵当権の付従性により抵当権も消滅します。

いくら第2抵当権者のDがいても抵当権は消滅します。

債権がないのに抵当権を残しておく必要はないですもんね。


以上、似たような事例ですが、結果は異なります。


たまーに試験に出ることがあります。余裕があればこの辺も勉強してみてもいいのではないでしょうか?


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posted by 行政書士試験WEBアドバイザー YASUHIRO at 10:03| Comment(0) | (民法)混同 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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