2012年09月04日

占有回収の訴えについて・・少し発展です。

では、今日は占有回収の訴えについて、

占有回収の訴えとは、占有者が占有を奪われた場合に、奪われた時から1年以内なら返還請求することができるというものです。
本権は関係ありません。占有者が提起できます。極端な話、泥棒がまた泥棒にあった場合、泥棒が泥棒に対して占有回収の訴えを提起することができます。
では、

登場人物:A(貸主)、B(借主)、C(泥棒)、D(買主)

(事例)
AはBに宝石を貸した。BはCにその宝石を盗まれた。Cはその宝石をDに売却した。A、Bは占有回収の訴えをDに提起することができるか?

AはBに宝石を貸しました。宝石についてAは代理占有、Bは自己占有をしておりどちらも占有者ということになります。
現在はDが宝石を所有しており、占有回収の相手はDとなります。この場合、Dが宝石が盗品であることについて悪意であれば占有回収の訴えの相手方とすることができます。(200条第2項)

(結論)A、B供にDが悪意であれば占有回収の訴えを提起できます。

また、Dが善意無過失であれば即時取得が成立し、A、Bは盗難から2年であれば返還請求ができると考えられます。
お読みいただきありがとうございました。

こんな感じで民法を始め、憲法、行政法、会社法をほぼ毎日2回程度更新していきますのでよろしくお願いいたします。




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posted by 行政書士試験WEBアドバイザー YASUHIRO at 15:18| Comment(0) | (民法)占有 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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