2012年09月06日

(民法)抵当権は超重要〜シリーズ1〜

さて、今回からは複数回に渡って抵当権について解説していきます。

この抵当権というやつは実務の世界でも最も頻繁に利用されている約定担保物権です。
※約定担保物権とは当事者間の約定(契約)で発生する物権という意味です。これに対して、法定担保物権とは当事者の意思に関係なくある条件を満たせば当然に発生する物権のことを指します。(留置権、先取特権)



銀行で住宅ローンを組んで家を購入する時は必ずその土地と新居に抵当権が設定されます。ローンが払えなくなったら、最悪、その抵当権が実行され、競売にかけられ、せっかくの家を失う結果となってしまいます。
一度、自分の家と土地の登記簿謄本(登記事項証明)を法務局で取ってきて見てみるのもいいかもしれません。登記簿謄本を取るのに700円ほどかかりますが、取るのに理由は要りません。誰でも取れます。登記というのは世の中の人たちに広く公示することに意味があるからです。

抵当権の理解なくして、物権の理解なしです。所有権と同じくらい試験では重要です。

では、抵当権とは?

簡単に言えば借金のカタのことです。金が返せないんだったら、物で返せってことです。これを法律が権利として認めているということです。

抵当権は上にも書いたように約定担保物権であり、当事者同士が抵当権設定契約を結んで初めて成立します。

そして、この抵当権は原則不動産にしか設定することができません。(地上権や永小作権にも設定できます)
さらに、その不動産はなんと債務者(設定者)が使用収益することができるんです。(留置的効力がない)
ここに、抵当権の利点があります。債務者は抵当権の目的物を使用収益することにより得た利益で弁済をすることができます。もし抵当権者に取り上げられてしまってはそれは不可能になります。抵当権者としてもその方が望ましいでしょう。

次回から具体的な事例を交えながら私なりの解説をしていきたいと思います。




お読みいただきありがとうございました。

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posted by 行政書士試験WEBアドバイザー YASUHIRO at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | (民法)抵当権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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