2012年09月10日

行政行為の公定力について。


公定力に関してです。

(事例)
Aは車で人身事故をおこし、免許停止処分を受けました。その後、Aはスピード違反をし、刑事裁判を起こされました。しかし、その後人身事故は無罪となり、免許停止処分の記事が抹消されました。刑事裁判(公訴提起)は適法なのか?※昔の判例です。当時は免許停止処分(過去1年以内)を受けたものは反則者に当たらず、いきなり刑事裁判にかけられました。

Aが人身事故について無罪となり、Aの申し立てにより警察によって免停の記事が抹消されたのだから、Aは反則者と言う事で反則金さえ支払えばそれで終わりそうなもんですが、



(結論)
判決では、免停処分の記事抹消は職権取消しとは認められず、被告人Aが無罪だからと言って、免停処分が無効となるわけでもなく、権限ある行政庁、裁判所により取消されたものではないから、免停処分はそのまま有効で、刑事裁判(控訴提起)は適法であると言っています。


なんかしっくりこないですよね〜。


でも、権限あるお役所によって正式に取消しされていないから、瑕疵のある免停処分はいまだ有効のまま(公定力あり)で、その後のスピード違反についての公訴提起も適法だそうです。


これが行政行為の公定力ってやつです。強いですね〜。


ちょっとややこしかったですか?


であれば、公定力の定義だけでも丸覚えしてしまいましょう。


なぜ、公定力なるものがあるのかと言うと、各人が勝手に行政行為の効力を否定できるとすると、行政の円滑な行使ができなかったり、行政行為への信頼が害されたりしてしまうからなんです。




以上、行政行為の公定力でした。


分かりにくいよと言う方ポチっとお願いたします。

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ラベル:公定力 行政行為
posted by 行政書士試験WEBアドバイザー YASUHIRO at 14:55| Comment(0) | (行政法)総論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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