2012年12月06日

民法645条 受任者による報告



第645条 
受任者は、委任者の請求があるときは、いつでも委任事務の処理の状況を報告し、委任が終了した後は、遅滞なくその経過及び結果を報告しなければならない。



委任事務が終了するの段階においては、受任者は委任者の請求があるときに限り委任者に事務処理状況を報告する義務があります。



請求がなければ報告をする必要はありません。



委任事務が終了したは、遅滞なく経過と結果を委任者に報告しなければなりません。これは請求がなくともしなければなりませんので注意が必要です。



先の判例で言えば、司法書士は登記が完了する前に委任者から‘経過は順調?’などと聞かれれば詳細にその状況を答える義務があります。



また、登記が完了した後においては、委任者に聞かれなくとも経過と結果について報告しなければならないということになります。



関連する判例としては、

金融機関は、預金契約に基づき、預金者の求めに応じて預金口座の取引経過を開示する義務を負う。預金者が死亡した場合、その共同相続人の一人は、預金債権の一部を相続により取得するにとどまるが、これとは別に、共同相続人全員に帰属する預金契約上の地位に基づき、被相続人名義の預金口座についてその取引経過の開示を求める権利を単独で行使することができる。(最判平21・1.22民集63−1−228)



なんてのがあります。(ちょっと難しいでしょうか)




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posted by 行政書士試験WEBアドバイザー YASUHIRO at 17:43| Comment(2) | TrackBack(0) | (民法)委任 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これも、実際の仕事でよくありそうなケースですよね!
実務で役立つ知識ですね!
Posted by 行政書士試験の勉強をサポート!かずき(愛媛) at 2012年12月07日 05:59
コメントありがとうございます。

結構実務で委任ってあるもんなんですよね〜。
Posted by 行政書士 安居寛文 at 2012年12月10日 23:07
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