2013年01月22日

行政手続法〜第7条 申請に対する審査、応答


人から何か頼まれごとをされれば、それに対して何かしらの応答をするって、これ当たり前ですよね。



しかし、昔からそうではないお役所が結構あったみたいです。



では、第7条を見てみましょう。


第七条
行政庁は、申請がその事務所に到達したときは遅滞なく当該申請の審査を開始しなければならず、かつ、申請書の記載事項に不備がないこと、申請書に必要な書類が添付されていること、申請をすることができる期間内にされたものであることその他の法令に定められた申請の形式上の要件に適合しない申請については、速やかに、申請をした者(以下「申請者」という。)に対し相当の期間を定めて当該申請の補正を求め、又は当該申請により求められた許認可等を拒否しなければならない。


この条文は人から何か頼まれごとをされれば、それに対して応答しなければいけないという当然のことを定めています。



この条文の存在自体が、そもそも、お役所は国民からの申請に対してなんらの応答もせず、ほったらかし状態の場合もあったという事を示すいい証拠ですよね。



行政庁には形式上の要件を満たした申請に対しては審査をする義務があります。仕事が忙しくてもしなければいけません。



そして、形式上の要件を満たしていない申請に対しては、行政庁は2択を迫られることとなります。不備の補正を求めるか、それとも許認可等を拒否するかです。



国民からすれば、何カ月も前に申請をしたが、依然として何の反応もなく、しびれを切らして問合わせてみると、‘あ〜あれね〜、書類に簡単な不備があったから保留にしてるよ〜'



なんて言われた日には‘だったらそれもっと早くに言えよ〜'ってなりますよね。



もっと早く言ってくれれば、いくらでも修正して、再申請だってできたのに、言ってくれなきゃ国民には何も分かりません。



なので、国民からすれば、この条文により、不備があった場合は何かしらの応答が行政庁からあるはずなので、放っておかれることは無くなったし、連絡があれば次に何をすればいいのか分かりやすいですよね。



当然のことを規定した内容となってはいるのですが、意外と重要な条文だったりします。そのため、過去の記述式問題においてもこの辺は出題されたことがあります。




お読みいただきありがとうございました。


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posted by 行政書士試験WEBアドバイザー YASUHIRO at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | (行政手続法)申請に対する処分 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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