2013年01月23日

行政手続法〜第8条 理由の提示



第8条  
1、行政庁は、申請により求められた許認可等を拒否する処分をする場合は、申請者に対し、同時に、当該処分の理由を示さなければならない。ただし、法令に定められた許認可等の要件又は公にされた審査基準が数量的指標その他の客観的指標により明確に定められている場合であって、当該申請がこれらに適合しないことが申請書の記載又は添付書類その他の申請の内容から明らかであるときは、申請者の求めがあったときにこれを示せば足りる。
2、前項本文に規定する処分を書面でするときは、同項の理由は、書面により示さなければならない。




行政庁は申請による許認可等を拒否する処分をする場合は原則理由を示さなくてはなりません



申請する側からすれば、理由もなく単に拒否されただけだと、なんで拒否されたのかが分からず、再申請をする時に困ってしまいます。



そうならないために理由をちゃんと提示しろ!と言う事です。しかも、許認可等を拒否する処分が書面でされる場合は、理由も書面ですることとなります。



裏を返せば、許認可等を拒否する処分を口頭で行う場合であれば、理由も口頭で構わないということとなります。(あまりあるとは思いませんが・・)




そして、理由の提示については例外があり、 ‘法令に定められた許認可等の要件又は公にされた審査基準が数量的指標その他の客観的指標により明確に定められている場合であって、当該申請がこれらに適合しないことが申請書の記載又は添付書類その他の申請の内容から明らかであるとき’は、理由を申請者から求められれば、提示すればよいことになっています。



まぁ、数量的指標や客観的指標に合致していないことが明らかであれば、わざわざ改めて理由を提示する必要はないですからね。



例えば、飲食店営業許可を受けようとする場合、施設ごとに食品衛生管理者、栄養士、調理師などの資格を有する食品衛生責任者の設置義務があります。



しかし、この食品衛生責任者が全くいなかった場合、明らかに数量的、客観的指標に反していて、それが申請書から容易に読み取ることができるので、わざわざ積極的に理由を示す必要はないという事です。



理由の提示は国民の側からすればとて大事なことです。



しかし、この条文の存在からも、以前は理由の提示があまり行われず、国民が困っていた、なんてことを示していますよね。




お読みいただきありがとうございました。



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posted by 行政書士試験WEBアドバイザー YASUHIRO at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | (行政手続法)申請に対する処分 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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