2013年06月22日

賃借権の譲渡・転貸について〜民法612条



久々の更新となってしまい大変申し訳ありませんm(_ _)m ゴメンナサイ


それでは本日もいきましょう!!


今日は賃借権の譲渡・転貸についての話です。


読者の方の中にもお住まいがマンションやアパートなどの賃貸物件ですって方も多いのではないでしょうか!?


マンションやアパートを借りた場合、借主は貸主に対して民法上‘賃借権'を取得します。(賃借権は債権ですので貸主(人)に対する権利です)



では、この賃借権について民法612条を見てみましょう!



第612条  賃借権の譲渡及び転貸の制限
1 賃借人は、賃貸人の承諾を得なければ、その賃借権を譲り渡し、又は賃借物を転貸することができない。
2 賃借人が前項の規定に違反して第三者に賃借物の使用又は収益をさせたときは、賃貸人は、契約の解除をすることができる。



そんなに難しい条文ではありませんよね^^


1項について、

条文の通りの内容です。借主は貸主に無断でその賃借権を譲渡・転貸することはできません、という内容です(転貸とはいわゆる又貸しのことです)


ではその理由について少し考えてみましょうか!


賃貸人(大家)がマンションを経営していく上で一番気になることはなんでしょうか?

大家が一番気にしていることは…借主がどういう人間かってことなんです^^

もし、借主が家賃を払わない人間だったら…マンション経営が成り立ちません。

もし、騒音おばさん(笑)のような人間だったら…うるさくてそのマンションに住もうなんて人はいなくなってしまいます。

もし、やくざが引っ越してきたら…怖くて引越したくなるに違いありません。

もし、ごみ集めが趣味の人だったら…と、まぁ大家は住人の素性が気になるわけです。


なので、もし現在の借主が勝手に自らの賃借権を譲渡や転貸することができるとしたら、いつのまにか大家の知らない間に住人が変わってしまっているw(°o°)w

なんてことが起こりうるわけです。

それは大家からしたらたまったものではありませんよね。

ですから民法は大家の事を考え、賃借権を譲渡・転貸するためには賃貸人の承諾が必要だとしたのです。



2項について、

では、1項に反して、借主が大家の承諾なく勝手に賃借権を譲渡・転貸してしまった場合どうなると言っているのでしょうか?

それが2項に書かれていますね^^

そうです。賃貸人(大家)は一方的に賃貸借契約の解除をすることができるのです!!


この話の続きはまた次回にさせていただきます。


基本的なところになりますが、結構重要なところになりますので注意が必要です(゜-゜)!



それでは本日もお読みいただきありがとうございました。




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posted by 行政書士試験WEBアドバイザー YASUHIRO at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | (民法)賃貸借 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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