2013年07月06日

行政指導について



こんにちは、今回からは行政指導について解説させていただきます。


行政指導…文字通りお役所が国民に対して行う指導のことです。


じゃあ、これってお役所様の指導なんだから絶対に従わなきゃいけないのでしょうか?



では、行政手続法の条文を確認してみましょう!


行政手続法2条6号
行政指導 行政機関がその任務又は所掌事務の範囲内において一定の行政目的を実現するため特定の者に一定の作為又は不作為を求める指導、勧告、助言その他の行為であって処分に該当しないものをいう。


とあります。


‘指導、勧告、助言その他の行為であって処分に該当しないもの’とありますね。これはつまり‘お役所からの単なるお願いだ’ということです。


処分に該当しないものとはつまり、行政行為ではないということです。


そうなんです。行政指導は行政行為ではないのです。


行政指導は行政行為ではない故に、相手方たる私人を法的に拘束する力はないんです。(もちろん法律の根拠も必要ありません)


ってことは…別に従わなくてもいいわけですし、従わなかったとしても何の罰則もありません。


国民の皆さんはどんどん無視してもかまわない…こういう結論となりそうです。


しかし、実際はそうはいかない現状があります…(この部分についてはまた後ほど)


行政指導は実務においては今も多く行われており、多種多様なものが存在します。


何で行政指導なんてものが存在するのかというと、


本来、行政が国民に対して何か規制する必要があるのであれば、‘法律による行政’の観点から、法律を制定し、それに基づいて行政行為を行うのがセオリーですが、


流れの速い現代社会です…新しい事態に法律の制定が追いつかないなんてことも多々ありますよね。


そういう場合にこの行政指導は役に立つんです。法律の根拠がいりませんからお役所はすぐにでも行うことができるんです。(再度確認です。もちろん法的拘束力はありません)


なので行政指導自体はとても意味のある重要な国家作用です。しかし問題点も多くありました。(恣意的な指導等、お役所の横暴…)


そこでこの行政手続法によりこの行政指導を少し規制してやろうというのです。


個別の条文や、具体的な判例等についてはまた次回とさせていただきます。


お読みいただきありがとうございました^^




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行政法の判例を学ぶ!
posted by 行政書士試験WEBアドバイザー YASUHIRO at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | (行政手続法)行政指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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